22 9月 2016 - 16:10
難民ら乗せた船転覆 42人死亡 多数が行方不明

中東やアフリカなどからの移民や難民を乗せた船がエジプト沖の地中海で転覆し、これまでに42人の死亡が確認されたほか、多くの人の行方がわからなくなっていて、エジプト軍が捜索を続けています。

エジプト沖の地中海で21日、移民や難民を乗せた船が転覆し、救助にあたっているエジプト軍によりますと、これまでに163人が救助されましたが、42人の死亡が確認されたということです。
船には400人以上が乗っていたということで、アフリカのスーダンやソマリア、それに中東のシリアからの難民も含まれているということです。
転覆の詳しい原因はわかっていませんが、地元の密航業者はNHKの取材に対し、転覆した船の定員は60人から70人程度で、十分に整備されておらず、ヨーロッパ沖で乗り捨てられる予定だったと話しています。
エジプトの捜査当局は、転覆した船は定員を大幅に超える移民や難民を乗せてイタリアへ密航させようとしていたと見て、4人を拘束して調べています。
国連機関によりますと、ことしに入ってからこれまでに、ヨーロッパを目指す途中に地中海で船が転覆するなどして死亡したり、行方がわからなくなったりしている移民や難民の数は、去年の同じ時期を上回る3200人余りに上っています。

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